ワーキング・ホリデーを読んだ話
GW、知人と会う機会も多くて、やはり待ち時間が生じるわけで。
友達の到着が1時間遅れるとのことで、暇つぶしに本屋で適当な本を買いました。
それが、ワーキング・ホリデー
暇つぶしにはおもしろかったです。そんなここが好き!ってポイントは無かったかな。児童書によくありそうな雰囲気。
この記事はGW中に更新するはずだったけど、わすれてたので。
幸福というものを音にしたら
タイトルは天使の柩より(少しまとめてます)
"夏の昼、グラスに麦茶と氷を入れるとからんころんと氷が音を立てる。幸福というものを音にしたら、きっとこんな音だろう"
緑がきらきら輝くGWですね。読んだ本についてもなるべく記事を書こうと思いました。
感想をブログに書くと予想外なメリットがありました。後で感想をブログに書こうと思って読むと、面白いことに、いつもより色々考えて読むのですよ。
今回読んだ「天使の柩」
これは、天使シリーズの3作目ということです。1作目は、天使の卵
本の帯によると、 190万部売れたベストセラーだとか。
天使の卵(1作目)を読んだのは、昨年の夏のことでした。
本を買う時、帯やポップのあらすじと、表紙の綺麗さで選ぶことが多いのですが、天使の卵も表紙と題名が美しいと思ってそのとき購入。
同じ村山さんだと、青のフェルマータなんかも表紙がすごく好きです
天使の柩を買った時は、天使の卵と同じシリーズだとは思わずに、題名に惹かれて買いました。
天使のつばさや羽ではなく、柩ってすごく魅力的じゃないですか?
すごく綺麗で優しく、少し悲しい物語でした。
特に思ったのが、情景描写がすごくきれいなんです。
夏、コップに氷と飲み物を入れてコップに水滴がついていたり、氷が溶けて音を鳴らすのってどこか懐かしいよね。
支離滅裂だね。それだけ。
やはり無くならない、東京への憧れ
多くの田舎に住む人が思うのと同じように、私は東京に憧れている。千葉や埼玉や大阪ではなく、東京に憧れている( ˶´⚰︎`˵ )
大阪を愛する人には申し訳ないが、人口や政治機能とは別のもの。雰囲気として東京と大阪には大きな違いがあるように思う。東京の方が洗練されているように思う。私が東京にも大阪にも住んだことがなく実態を知らないから、かもしれないが。
私は今までの人生で、選択次第では東京の住民になることも可能であったが、私は東京の住民になることを選ばなかった。東京の住民になる場合は、人生設計が大きく違ったものになっていたので、東京と田舎とどっちが良いかという単純比較ではなかったが。
そして今、自分の選択が間違っていたような、そんな気の迷いがある。東京に住みたい。
もちろん、バンドのライブの機会も多いだろうしサブカルチャー的なものも多くは東京に固まっている。何かと流行のものは東京にあるだろうし、東京に無いものはほとんど無いのではないかと思う。
それも含めてだが、そもそも私は東京の都会的な雰囲気にすごく憧れている。例えば、名古屋は駅前は都会だが、少し離れたら普通に田舎である。
こういうビル街を歩いて通勤通学をしたいし
電車賃を1000円も払えば、仕事帰りにこんな風景が見られるという、東京に住んでいることそのものに憧れる。
東京に住む友人達に「東京は素敵だから、東京に住んでいるあなたが羨ましい」と伝えると、「そうでもないよ」との返答がよく返ってくる。
私が見聞きする、東京についての情報が良いものに偏っている可能性も大きいけれども。
よくSNSで見ることだが、東京で生きていくのには、お金がかかるしストレスが溜まることも多いと言われている。
しかし、その人は田舎に住んだことがあるのだろうか? 田舎と東京と両方の生活を経験した上での発言なのだろうか?といつも思っている。
きっと私が東京に憧れるのと同じ様に、東京生まれ東京育ちの人は、田舎は空気も水も綺麗で、物価も安くおおらかな人がばかりだろう。そう思うのかもしれない。
必要なお金に関しては、確かに東京の方が大きいと思う。しかし、よく言われる人間関係のストレスが、田舎より東京の方が大きいということには、疑問がある。
東京は人が多いぶん、競争も激しいだろうし上を見ればきりがないと思う。
しかし、都会は田舎と違って、多様な人が集まっており、多様性が田舎より認められているように思う。
また、東京では何かににつけて選択肢が多いように思う。多すぎて迷ってしまうこともあるのかもしれないが。
多様性を認めず、保守的な田舎の方が、生きづらいように思う。一度つまづいたら、なかなか立ち直れない。そんな田舎。
ひとつ夕食を食べに出かけて、知り合いに会うこともある。こんな田舎はもうごめんだ。東京へ行こう、そして、もし自分に合わなければ、ここに戻ってこよう。
それを希望にして、ここ数日私は生きています。