幸福というものを音にしたら
タイトルは天使の柩より(少しまとめてます)
"夏の昼、グラスに麦茶と氷を入れるとからんころんと氷が音を立てる。幸福というものを音にしたら、きっとこんな音だろう"
緑がきらきら輝くGWですね。読んだ本についてもなるべく記事を書こうと思いました。
感想をブログに書くと予想外なメリットがありました。後で感想をブログに書こうと思って読むと、面白いことに、いつもより色々考えて読むのですよ。
今回読んだ「天使の柩」
これは、天使シリーズの3作目ということです。1作目は、天使の卵
本の帯によると、 190万部売れたベストセラーだとか。
天使の卵(1作目)を読んだのは、昨年の夏のことでした。
本を買う時、帯やポップのあらすじと、表紙の綺麗さで選ぶことが多いのですが、天使の卵も表紙と題名が美しいと思ってそのとき購入。
同じ村山さんだと、青のフェルマータなんかも表紙がすごく好きです
天使の柩を買った時は、天使の卵と同じシリーズだとは思わずに、題名に惹かれて買いました。
天使のつばさや羽ではなく、柩ってすごく魅力的じゃないですか?
すごく綺麗で優しく、少し悲しい物語でした。
特に思ったのが、情景描写がすごくきれいなんです。
夏、コップに氷と飲み物を入れてコップに水滴がついていたり、氷が溶けて音を鳴らすのってどこか懐かしいよね。
支離滅裂だね。それだけ。