私の大好きな本の紹介です。ナラタージュと同じくらい好き。ダントツで好きです。
川本麻由はかつての恋人によるDVで心に傷を負い、生きることに臆病になっていた。ある日通院先で植村蛍に出会い、次第に惹かれてゆくが…どこまでも不器用で痛く、眼が眩むほどスイートな恋愛小説
本当に、島本理生さんの素敵な描写がふんだんに使われてて、大好きな作品です。
映画化してくれないかな。
優しい、午後の光みたいな、でも少し苦味のある恋愛小説です。
例によって、特に進展があるとか、起承転結がまとまっているとかでは、ないのですが。
儚く、でも強さを持った、そんな美しい小説です。とにかくおすすめです。