夕暮れのイルミネーション

思考を記録する、ありきたりなブログ。自分のための備忘録。文章力の低下がひどい

kindle paper white を買って3ヶ月経ったあとの感想

こんばんは。

今日は、7/13にあった、プライムデイ(Amazonプライム会員限定の特売セール)で買ったkindle paperのはなし。

 

購入してから、3ヶ月が経ちました。

使った日は、3ヵ月のうち、15日ぐらいです。

結論から言うと、私にはkindle paper whiteは8000円以上出して買う意味はなかったです。

まして15000円なんて…

kindleが、というより、やはり電子書籍が私には向いてなかったようです。

 

数年前から、電子書籍はなんとなくかっこいいと思っていたし、収納スペースを取らず、文庫本1冊ちょいの重さと大きさで何百冊も持ち歩けるというのは、すごく便利だと思っていました。

kinoppyとか青空文庫とかをダウンロードしてみたり。だいたい三日坊主でしたが。

そこでプライムデイのセールを機に、前々から欲しいと思っていたKindleを思い切って購入しました。

せっかくだから、と暗いところでも読めるようにバックライト付きのペーパーホワイトを、すぐ読書ができるように広告なしバージョンを、としました。ここについては後悔していません。バックライトが付いているというのは、予想外に便利でした。寝る前の読書にはもちろん、薄暗い場所での読書も捗ります。

話を戻します。

 

kindle(以下paper whiteは略)が届いてからしばらくは、よく持ち歩いていました。

確かにね、便利なところは便利なんです。

kindle(電子書籍)のメリット》

①何冊も持ち運べるので、旅行に便利

②ワンタップでページがめくれるので、食事中など何かをしながら読書するのに便利(お行儀が悪い)

③会議や講義、セミナーなど文庫本を広げていてはいけない場所でも、「これはタブレットです」てな顔をして読書ができる

④本屋で買いづらい本も気軽に買えるし、価格が安いこともある

 

このあたりでしょうか。

①は説明するまでもないので割愛します。

②は、地味に助かります。一人暮らしをしていると、食事中は手もちぶさたになることも多く、かといってテレビを見る気分でもない…そんなときに、すごく便利です。お外では…なるべくやめましょう。

③は、便利といえば便利ですが、まぁそこまでして読まなくても他のことをしてればいいじゃないか、と思います。はい。書いといてなんですが。

④はなかなか便利ポイントです。なんとなく話題になってはいるけれど、表紙が扇情的で買いづらいライトノベルや漫画など、書店では買いづらい本も気軽に買うことができます。まぁ散財が進むということでもありますが…

 

まぁここまでなら、プライムデイや母の日などで割引がきく時に買うならば悪くないです。問題はデメリット。これはKindleというより電子書籍自体の特性によるものなので、Kindleのせいではないのですが

電子書籍のデメリット》

  1.  このあたりに書いてあったな、というパラパラ読みができない
  2. 本を読んでいる感じがしない。頭に入りづらい(私だけかも)
  3. 人に貸したりできない

 

1のデメリットがあまりに大きすぎます。Kindleを買う前は、同じようなことを主張している人を見て「まぁ不自由しないだろう」と思ってましたが、これが恐ろしく不自由です。そして、いかに紙媒体が便利かということも。

メモやしおりがつけやすい、というメリットはあるそうですが、紙媒体にペンで書き込む方がよほど楽です。Kindleは範囲の選択がすごくしづらいのもあって特にそう思いました。

2は1と同じようなことですが、なぜか頭に入りづらいのです。思い込みかもしれないけれど。

3のデメリットは、良いと思った本や人に読んでほしい本を、勧めるだけ勧めて貸せないということが起きるのですよ。紙媒体だったら貸せたのに…と損した気分になります。損はしてないのにね。

 

デメリット、書くと3つ程度だし、ほぼ1がメインで2と3は適当なのだけど、デメリット1が本当に重要なのです。

やはり紙と電子では得る読書体験に大きな隔たりがある、と心から思いました。

 

結局…

そんなわけで、最近は置物とまでいかずとも活用できていません。もっぱら風呂での読書用となってます。Kindleは防水ではありません。

私は2000円で2年間の保証に加入しており、1度のみならば水濡れや落下などの過失にも対応して修理(新品交換)してくれるという、すごい保険です。kindle本体購入後30日間に加入する必要はありますが、同時購入でなくても良いというだけでなかなか便利な保険です。

kindle自体がスマホ等の液晶とはちがって反応しづらいので、保護フィルムは貼ってません。保険入ってるし、いいかなって。

 

Kindle Paperwhite 用 事故保証プラン (2年・落下・水濡れ等の保証付き)

Kindle Paperwhite 用 事故保証プラン (2年・落下・水濡れ等の保証付き)

 

 

この保証のおかげで、私はkindleを安心して風呂場に持ち込むことができるのです。ふふ。

 

Kindle自体は便利だと思うけれど、いかんせん電子書籍のもつ特性と私が合わなかった。

 

半年以上悩んだ買い物は後悔しないと思っていたし、これに至っては購入者のレビューなども見て購入を決断したのに、ちょっと拍子抜けでした。

 

このさき、うちのKindleはどうなるのでしょうか…。

 

追記

カバーは、純正のカバーではなく、2000円程度のカバーを買いました。kindle自体の見た目が安っぽいのもありますが、手帳式のケースで、閉じるだけで電源OFF機能を有するカバーはなかなか便利です。

カバーを閉じるだけで電源OFFができる。これだけですこし紙媒体の読書に近づく気がします。kindleの下部にある電源OFFボタン、すこし押しづらいんですよね…